【記　録】 　白毛門手前で、滑降ルートを確認。ルート集ではジジ、ババ岩の間をとの事だが、横にシュルンドが走っており、危険と判断。白毛門沢の向いの尾根にルートを決め、１１時に滑降開始。 　ブナの疎林で快適。沢に降り立ち、タラタラのセンの大滝は左岸を捲き、下降すると累々とデブリが立ち塞がり、スキーを担ぎ突破。東黒沢との合流点前は水が出ていた。土合橋の手前では、やむなく渡渉した。土合橋１時丁度に着いた。 　土合駅で身辺整理をしていると、新村さんが下山してきた。２時。もうこの時期の沢の下部は通過に苦労する事を身をもって体験した。北面の沢はまだ快適そうだ。計画書にスキー滑降の別行動を載せなかった事を反省します。（加藤） 快晴で人も入っていてトレースはばっちりでした。一ノ倉がよく見えて、下山時には雪崩が轟音をたてていました。加藤さんはテクニックを駆使して白毛門沢を滑りました。私はシュルンドや踏み抜きにびびりながらのろのろと尾根を下山しました。（新村）